『好きな人が泣いてる・・・どうやって慰めればいいんだろう』
『なんて声をかけていいかわからない』
女性が落ち込んでる時、ボクもそうですが男性ってあたふたしますよね(苦笑)
相手が年上なら尚更でしょう。
実際に話すときアドバイスはしない・解決策は提示しない、これはよく聞きますよね。
・・・じゃあ何すればいいの?
解決策を求めがちな男性なら、一度は思ったことがあるはずです。
そこで今回は、ボクの経験・まわりの年上女性に話を聞いて「慰める時にやってあげたいこと」「かけてあげたい言葉」をまとめました。
参考にしてみてくださいね。
年上女性を慰める時にやってあげたいこと・まとめ
年上女性を慰めるとき、やったほうがいいことはシチュエーションで変わってきます。
- 横に座るまでにやりたいこと
- 横に座ってからやりたいこと
それぞれ見ていきましょう。
横に座るまでは「3種の神器・あブテ+無言」がポイント
まずは横に座るまでに何をすればいいか、説明しますね。
【用意するもの】
あたたかいドリンク。
ブランケット or 上着。
ティッシュ or ハンカチ。
※3つの頭文字をとって「3種の神器・あブテ」と名付けました。
【やってあげたいこと】
- あたたかいドリンクを持ってきてあげる
→冷たいものより、あたたかいものがいい。心がホッとするから。
相手の好きなドリンクを渡せるとよりGOOD。
好きなドリンクがわからなければ、コーヒー・お茶・ミルクティーがベター。
- ブランケット、上着をかけてあげる
→肩にかける前、相手が暑がってないか・寒がってないかを目で確認すること。
クーラーや暖房の風が直接当たってないかも気にしてあげられると、よりGOOD。
風が当たってたら風向きを調整してあげましょう。
- ティッシュ、ハンカチを用意しておく
→泣いても大丈夫だよ、と無言のメッセージ。あとあと必要になる。
※うるさい所にいないとは思いますが、まわりの音が気になる場合は窓を閉めるなど、音にも気を遣ってあげられるとGOOD。
静かな空間を作ってあげる優しさ。
「3種の神器・あブテ」は丸暗記しちゃったほうがいい。
いざ年上女性が落ち込んでたら、何をしていいかお遊び心を確認してる時間はないからです。
とっさに行動できるか。
一瞬で思い出せないと使えないですからね、3種の神器・あブテは丸暗記。
目の前に好きな女性がいるからと、焦ってサクサクやっちゃダメですよ。
3種の神器を使いながら、ゆっくりゆっくり。
まずは落ち込んでる相手のテンションに、自分を合わせていくことが大事です。
※エネルギッシュな男性ほど「元気出せよ!」と言いがちなのは、自分のテンションに相手を合わさせようとするから。
男性には効果的なことが多いんですけどね。人を見て法を説きましょう。
理想はすべて無言でやることですね。
何も話さないからこそ、心で会話できる(優しさが伝わる)から。
前職の心理カウンセラー養成スクールで教わったのですが、気遣いができる人ほど落ち込んでるときも沈黙を嫌がる傾向がある。
【会話例】
あれ、どうしたんですか?
大丈夫、大丈夫。
あのさぁ・・・!(無理した笑顔)
(迷惑かけられない)(楽しませなきゃ)と思って喋りだす。
(年齢が上だからしっかりしなきゃ)という思いも、本命女性にはあるかもしれません。
ただ自分が落ち込んでる時のことを、想像してみてください。
落ち込んでる時に、自分からドンドン話したいと思いますか?
あまり話したくないですよね。
逆に誰かから、バンバン話しかけられたいですか?
放っておいて!と思いますよね。
落ち込んでるとき、ほとんどの人は(そっとしておいて・・・)がホンネです。
この気持ちを汲んであげるには、2人とも無言でいられるかが大事なんですよ。
無言でもOKの空気を、横に座るまでにアナタが作れるかどうか。
ゆっくり、ゆっくり。
アナタの無言の優しさに、落ち込んでる年上女性は心を開きやすくなるのです。
横に座ったら、うなづく・共感する・肩をさする
年上女性の横にそっと座る。
次は横に座ってから何をすればいいか、見ていきましょう。
- 基本は「うなづく」か「そっかぁ、大変でしたね・・・」
他人事な感じに見えないよう、親身になって話を聴く。
話すスピード・声の大きさは、いつもの半分ぐらい。
※体に触れても嫌がられない関係性ならOK。(号泣される可能性アリ)
- 肩をさする
- 背中を上下にさする
隣に座ったら、「うなづく」か「そっかぁ大変でしたね・・・」と相手の気持ちに寄り添うことが大事。
いいことを言おうとしないことも、慰める時のポイントです。
気の利いたこと・カッコいいことを言おうとすると、自分がどんどん話しちゃうからですね。
ボクは極力、「どうしたんですか?」「相談にのりますよ」すら言わないよう心がけてます。
沈黙できることが親しみの表れだとも思ってるので、
無理して話さなくていいですからね・・・
と伝えます。
「うんうん」
「そっかぁ大変でしたね・・・」
肩をさする。背中をさする。
経験上言えるのは、ここで号泣されることが多いですね・・・
あとはどこまで相手の話を聴けるかです。
話を聴いてると、アドバイス・意見を求められることもありますよね。
ボクは年上女性が意見を求めてきてから、自分の意見を言うようにしています。
【会話例】
うんうん。そうでしたかぁ・・・
・・こういう時、新井くんならどうする?
どうしますかねぇ・・・
○○さん(本命女性)に相談しますかね?
※茶目っ気。
ふふ。
う~ん、○○さんが考えてることとは少し違うかもしれないですけど・・
ボクだったらこうしますかね~・・・
なるほどぉ・・・
ズレてたらすいません。
あくまで1つの意見なんですけどね(焦)
年下という立ち位置を意識して、いったん断言は避けます。
そこからまた話を続けていく。
・
・
・
一通り話が終わったら伝えましょう。
【会話例】
話してくれてありがとうございました。
ううん。
こっちこそ、ごめんね。色々聞いてもらっちゃって。
何もしてあげられなくて申し訳ないですけど・・・
聞いてもらえただけで嬉しいよ。
ありがとう。
そうでしたか。
信頼してもらえたみたいで、ボクも話せてよかったです。
笑顔が出てきたら、気分転換したいかを聞いてみる。
【会話例】
笑顔が少し戻ってきてよかった。
ありがとう。
・・・泣くのって体力使いますよね。
お腹空きません?
う~ん、空いたかも。
ちょっとうまいもんでも、食べに行きますか。
そうだねぇ~。気分転換しようかな。
落ち込んでるので、拒否されることもあります。
ただいいんです。
相手のことを想ってる姿勢が伝われば。
話を聴いたあとは、必ずLINEを送ろう
慰めるときに1番大事なのは、最後です。
別れたあとに送るLINEがめちゃくちゃ重要。
人の印象を決定づけるのは、終わり際(と絶頂の時)だからですね。
※「ピーク・エンドの法則」を参照。
ピーク・エンドの法則とは、あらゆる経験の記憶はピーク時・終了の喜びや苦しみの度合いで決定するという法則のこと。
あと感覚的な部分ですが、相手の顔が見えない・距離があるからこそ優しさが伝わるんですよね。
【LINE例】
今日は○○さんと話せて嬉しかったです。
ボクでよければ、また言ってくださいね。
年上女性は相談したことで(迷惑をかけてしまったかも・・・)と感じてる可能性があります。
なので話せてよかった・一緒にいられてよかったと伝えると、年上女性は気持ちが楽になる。
こちらこそありがとう。
ご飯もご馳走さま。
またご飯行きましょうね。
それではおやすみなさい!
この画像は何?(笑)
特に意味はないです(笑)
LINEは続く・・・
LINEはこういう時、有効に使いたいところ。
相手の立場になればわかりますが、重い話をしたのに「話してくれてありがとうと言ってくれた」+「笑わせようとしてくれた」ら嬉しいですよね。
別れた後に(悪いことしちゃったかな)と変に心配させないためにも、LINEを送ることが大事。
最後にまとめますね。
隣に座るまでは、3種の神器・あブテ+無言。
隣に座ってからは、うなづく・共感する・肩をさする。
大丈夫、大丈夫。
できる、できる。